飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「脱衣伝」感想

脱衣伝 (ガガガ文庫)

脱衣伝 (ガガガ文庫)

〈あらすじ〉
古来より日本で執り行われてきた神秘の儀式<脱衣の儀>。
それは、脱衣士と呼ばれし者たちが超常の衣服「天衣」を身にまとい、互いに相手の天衣を脱がし合う決闘の儀式――。
ある日突然、自分が先祖代々脱衣士の家系の人間であることを知らされた少年・古織木綿は、彼の後援者を名乗る美女・美服院姫乃から<脱衣の儀>への参戦を迫られる。
木綿は戸惑いながらも、脱衣士のパートナーであるお針子巫女の天縫ミシンとともに過酷な脱衣バトルの世界へと身を投じてゆく……。
脱がすか脱がされるか、恥辱を懸けた熱き戦いがいま始まる!

『脱衣伝』…ハハハ!まさかタイトルそのままの内容じゃあないよなあ。
……そのままだった(真顔)
やりたいことをやりきっておる。女の子を脱がせる。男の子の夢に向かって突き進む童貞の生き様を見よ(笑)

青少年らしく、エッチなことに興味満載の高校生・木綿が『脱衣士』の頂点を目指して奮闘するのだが、この脱衣士。文字通り人の衣装を脱がせる者。日本が古来から続けてきた『脱衣の儀』では、脱衣士同士が相手の衣装を脱がせるために戦う。そして『脱衣の儀』の頂点に登った者は聖人と呼ばれ、その後援者には奇跡がもたらされる。

もうキャラクターを全裸にしたいがための設定にしか思えない(笑)しかも脱衣士は清い身体の者でないといけないこともあって、処女の裸体を見たい木綿は鼻の穴と股間を膨らませながら修行に励む。その木綿の姿が実におバカなのだが、男の子なら女の子の全裸を当然見たい訳です。その気持ちが分かるので息巻く木綿の行動を否定できない。
そんな木綿をサポートするのがミシンだ。脱衣士が纏う天衣を作るミシンは、エッチな言動が目立つ木綿に対してツンツンとした対応をする。しかしミシンも『脱衣の儀』に関わる人間のためか、平然と性的な言葉を口にするのでドキリとなる。後援者の姫乃は下ネタばかり言っているが、ギャップのあるミシンの方が熱くなるねえ(何処がとは言わない)

そして挑むは脱衣バトル。ちょっと頭の具合がアレな可愛い女の子たち天衣を脱がして脱がして脱がしまくる。本人たちは真剣にやっているのだろうが、客観的に見て笑いしか生まれない状況だろ、と。全裸になった女性たちの描写がまさかあそこまでとは思わなかったので、ある意味驚きです(笑)