飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「最弱無敗の神装機竜《バハムート》3」感想

【Amazon.co.jp限定】最弱無敗の神装機竜《バハムート》3  書き下ろしSS付き (GA文庫)

〈あらすじ〉
ついに学園最強の三年、セリスティア・ラルグリスが王都より帰還する。
男嫌いなセリスにより、ルクスが学園にいることが再び問題化する中、ルクスは終焉神獣の討伐協力を彼女に申し出る。対立する二人の正義は、彼らの支持者をも巻き込み校内選抜戦に懸けられる!! 一方、ある事情で変装したルクスは、セリスとデートをすることに!?
譲れないものをかけて、ルクスは『もうひとつの最強』に挑む!

(口絵を見る…一旦閉じる…何かの見間違えかと思い目をこする…もう一回口絵を見る)
ち、乳首らしきものが見えるのですがこれは何のご褒美でしょうかありがとうございますありがとうございます!

スレンダーなリーシャとクルルシファーのありがたい裸体を拝ませて頂きましたが、今回メインとなるヒロインは別。フィルフィ?違います。ボンキュボンの金髪お姉様セリス。学園一の実力者であるセリスは男嫌い、当然のことながら男のルクスを学園から追い出そうとする。これが一巻なら学園中が「敵」になるのだろうけど、同輩後輩から支持されるルクスは「雑用係」とはとても思えないほど優遇されている。ルクスハーレムは着実に築かれているな。ルクスもルクスで、男を頼らず無謀な戦いに挑もうとすることに納得がいかない。そうなれば決着は戦いでつけるしかない、と。バトルが醍醐味の物語ですからね、そりゃあそうです。

とはいえただ戦って勝てば良い、という展開では味気ないので、セリスの心の内を知るために登場するのがルノ…女装したルクスちゃんです。セリスのお気に入りになったルノを通して、セリスの内面を知って行くルクス。まあ最初からルノが相手だったこともあって、セリスに悪感情を抱く読者もそういないように思えるけど。明確な敵も現れたこと、その敵からセリスを救い出したことで今回の騒動はおしまい。またハーレム要員を増やす結果に。さて次回はついにフィルフィ当番回。天然とはいうけど、一番モノを分かっていそうだが果て。