飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア3」感想

【Amazon.co.jp限定】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア3 書き下ろし4PリーフレットSS付き (GA文庫)

〈あらすじ〉
「アイズたんLv.6キタァアアアアアア!!」
先のダンジョン探索において、謎の女調教師、階層主・ウダイオスとの激戦を経たアイズ。しかし念願のLv.6に昇格した【剣姫】の表情が冴えないのには理由が。
「こ、恋煩い? アイズたん、男なんか?」
一つ――やっと出会えた白髪の少年に、またもや全力で逃げられてしまったこと。
「……そうか、お前が『アリア』か」
二つ――自分しか知るはずのないその名前を、調教師の女が知っていたこと。だが、そんなアイズを試すように再びダンジョン探索のクエストが舞い込む。まるでそこに答えがあるかのように……これは、もう一つの眷族の物語、
──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──

アイズたんハァハァする外伝ももう3巻になります。アイズ視点から「ダンまち」を見ていた最初の頃とは違い、こちらはこちらで陰謀めいたものに巻き込まれようとしている感じ。まあアイズたんはサラッと危機を切り抜けちゃうけど。

何度も言ってしまうが外伝のキャラクターたちがダンジョンの深層まで潜ってしまっているから、ベルくんが頑張っても頑張っても同じレベルまで辿りつけそうになく、読んでいるとちょっと悲しくなる。話が面白いだけにそこの兼ね合いがやはり残念かな。「ダンまち」本筋も盛り上がってきているが、外伝とは何処まで関係のある作りにするのかなあ……。