飼い犬にかまれ続けて

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「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8」感想

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 (GA文庫)

〈あらすじ〉
──王国(ラキア)軍出兵。
軍神アレス率いる王国軍の突然の来襲。迷宮都市へ進撃する軍勢その数、三万。
迫りくる軍靴の音に、オラリオは──何も変わらなかった。
「せっかくだし、たまにはベル君達には羽を伸ばしてもらうさ」
強過ぎる冒険者達の手によって市壁の外で侵略者達の悲鳴が上がる中、オラリオは平穏な日々を過ごしてゆく。
小人族(パルゥム)の求婚、愛しのボディガード、街娘の秘密、神々への恋唄──そして女神が紡ぐ愛の歌。
神と子供達が送るささやかな日常編!
「ボクはずっと君の側にいるよ、ベル君」
これは、少年が歩み、女神が記す、
── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──

分厚いけれど今回は短編集です。500ページ越えとは……でも読んでいて全く苦ではなかった。前巻同様、面白くってサクサク読めた。

軍神アレス率いる王国軍がオラリオに攻め込む中、人々は今日も日常を過ごしている。三万の軍勢などなんのその、オラリオの冒険者たち強すぎィ!いや、もはやアレスが攻めてくるのは定期行事なんですね。この緊張感の無さは一体……(笑)

キャラクターひとりひとりにスポットの当たる短編。表紙イラストの6人(5人と1柱?)がそれぞれメインになり、特に好きだったのがリリのお話。最初リリは「物語の役割」もあって好きになれるキャラではなかったけれど、今は結構好きだなあ。ベル一筋のリリにまさかのフィンが求婚という……フィン、あんた面白い団長さんだ。どの話も「愛」があって、これは良い掘り下げ短編集だった。メインではなかったが、新入りの春姫の日常も見られて良かった。しかし春姫のスキルはやはり反則だろと。本筋と絡まずに終わるかと思ったけど、最後にこれは……どう話を持ってくのか毎度楽しみですねえ!