飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング」感想

ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)

〈あらすじ〉
幼少の頃から追い求めた少女・アリスとついに再会したユージオ。しかし、そのアリスに、昔の――≪ルーリッドの村≫時代の面影は無かった。禁忌目録を破ったキリトとユージオを捕らえるために来たというアリス。彼女に幼少の記憶は無く、そして自身を≪整合騎士≫と名乗った。≪公理教会≫の象徴≪セントラル・カセドラル≫の地下牢に繋がれたキリトとユージオだが、キリトの機転でどうにか脱出を果たす。キリトが≪外部≫の人間であることを見抜いた謎の少女・カーディナルの助けをかり、二人はアリスを≪本当の姿≫に戻すため、塔の頂点を目指す!
しかし、≪シンセサイズの秘儀≫により生まれた最強の戦士たちが、キリトとユージオの前に立ちはだかる――!

表紙の幼子たちが気になる今日この頃、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
ええ。勿論この感情は父性でございます。父性ったら父性なんです。一児の父として当然沸き立ち感情なんです!……最近、ブログでのこの書き方。良いのかどうか悩むときはありますよ。でもね、楽しいから変えられないんです。キャハ☆

まず今回の前半ですが、うん、これは眠い。満腹の時に読んでいたら即死だったレベルで動きのない会話ばかりで眠かった。でも今後に関わる重要な場面だったので頑張った。とりあえず塔を登って敵を倒すということだな。そしてアリスを救う。

現実世界では『アンダーワールド』の住民が外に出た時の「容れ物」を用意しているようで、キリトが「連れ出せる」人を選別するくだりは結構重要なんじゃないかな、と。最終的には一体誰を連れて行くのか、その葛藤みたいなのは見たいなあ。(悪趣味)

さて後半からはこれでもかってくらいバトルします。幼子たちも出てきますが、性根悪ッ!……だけどとっても可哀そうな子たちをキリトさんが華麗にお仕置きしてたのがグッド。副隊長さんはある意味では一番人間らしくはあったけど。彼女に対する対応はキリトさんらしいですな。

最後にはアリス登場、だけどキリトと共に塔から投げ出されて落下。二人は行動を共にするのだろうけど、ユージオはひとりにしておくと頼りない感じがあるから非常に心配だ。