飼い犬にかまれ続けて

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「魔王軍の軍師はじめました」感想

魔王軍の軍師はじめました (講談社ラノベ文庫)

〈あらすじ〉
壬生頼光はごく普通の高校生、になりたいと思っている。ただ、実家のちょっとした事情により、クラスではとても浮いて 避けられていた。そんな境遇を嘆きながらも、公務員になり平穏な生活を送るという夢のために努力していた。そんなある日、ちょっとした事情のせいで起きる日常のちょっとしたトラブル ヤクザの抗争をいつものように解決した頼光。なぜいつもこうなってしまうのかと悩む頼光の前に、謎の少女が現れる。彼女の名は、ルキフェル。幻獣グリフォンを従えた 異世界の魔王、らしい。戦争に敗れ、こちらに逃げてきた彼女は、見事に抗争に勝利した頼光を、軍師として迎えたいと言い出して?

タイトルを見て、ふと「魔王モノと軍師モノって流行ったよなあ…ハッ、まさか贅沢に二つの題材を混ぜたのかッ!?」とか思ったりしていません。それはともかく、魔王は男性よりも女性の方が萌えます。(誰もそんなこと聞いてない)

極道の組長を伯父に持つ高校生・壬生頼光。将来は公務員になり平穏な日常を過ごしたいと願う頼光であるが、特殊な環境と彼の能力がそれを許してはくれない。嫌だ嫌だと思うものの、極道同士の抗争に駆り出され、見事な指揮能力を発揮しては組を勝利に導いてしまう。そんな頼光の手腕に目を付けたのが、異世界の魔王さま。可愛い女の子にしか見えない彼女…ルキフェルは、神々の世界からの侵攻を阻止するため、魔王軍の再編と軍師として魔王軍を率いて貰いたいと頼光に願い出るのだが……。

男なら可愛い女の子にお願いされたら断れませんよね。それが魔王軍の軍師になって、というお願いでも……うん、そんな重荷は無理!(キッパリ)

ヤクザの親分を伯父に持ってしまったせいで、周囲からは白い目で見られ友達も出来ない悲惨な人生を歩んでいる頼光。それもこれも遠ざけたいと思っていても、組員のピンチを見過ごせない仲間想いの性格が邪魔をして結局は彼等を率いて抗争に首を突っ込んでしまう。そして存分に才能を発揮するのであった。つまり周囲の評価・評判とは違い「イイ奴」なんです。

平和な日常とはかけ離れた生活を送る頼光を襲う更なる非日常が、魔王である。銀髪美少女の魔王ルキフェルちゃん。神々の住む世界からルキフェルの統治する魔族の国を助けて欲しいと請われ、断ろうとするも性格が災いして結局は請けることになる頼光。まずは散り散りなってしまった魔王軍の幹部を見つけ出そうとするのだが、「こいつらが幹部でこの魔王軍マジ大丈夫か…?」と不安になるほどアホな将軍たち。これはアカン奴や…。

頼りないけど可愛い幹部とルキフェルと同居生活をしながら、魔王軍を再編する頼光。魔王としてもまだまだ未熟なルキフェルの成長、神々からの刺客を退けながら、頼光が指揮をする魔族軍はどう育っていくのか。もう平穏な日常には引き返せないね、頼光くん……(遠い目)