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飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 (2)」感想

艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 (2) (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
数々の出会いと激戦の末に、“艦娘”として戦う決意を新たにした正規空母・瑞鶴。その一方で、榛名ら金剛型四姉妹を擁する主力艦隊は“陸棲型”深海棲艦「飛行場姫」を攻略するためにルンバ岬海域で死闘を繰り広げていた。敵味方の鉄屑が海底に沈み、「鉄底海峡」と呼ばれる戦況になってもなお打破できぬ事態を重く見た“提督”は、瑞鶴にある命令を下す。だがそれは、艦隊決戦の切り札である戦艦・大和のみならず、多くの艦娘にとって過酷すぎるものだった——。
“幸運の空母”瑞鶴の視点から大人気ブラウザゲーム『艦これ』の世界を描本格“戦記”小説、発艦!

金剛四姉妹で一番好きな艦娘は榛名ですどうもこんにちは、歴戦のラノベ読み提督であります。現在の司令部レベルは98。捕鯨に未だ成功せず!(泣)

2013年秋のイベントを題材に繰り広げられる緊張感溢れる戦いと、金剛四姉妹を中心に艦娘たちの絆の強さを描く。前回の感想で書いた通り、この作品が一番ゲームから想像する世界観を忠実に再現していると思う。特に秋のイベントの戦力ゲージが時間と共に回復する焦りと不安。艦娘の抱く押し潰されそうな感情を見事に表現している。と、いうか当時の我が艦隊は攻略しようとすらしませんでしたよ。だってどう考えても絶望するだけだもん。

あくまでも主人公は瑞鶴であるが、今回は榛名の視点を通して金剛四姉妹の関係と加工、誰にも断ち切ることのできない繋がりを見せつけてくれる。長女・金剛はゲーム内の印象が強くてどうにも「ネタ要員」だと思ってしまうのだけど、妹たちを想う良いお姉さんでした。改二導入のタイミングは良かった。

戦力を増強しても勝てぬ敵。対抗するにはもっと巨大な力が必要…ということで引っ張り出されるのが大和。まだうちの鎮守府に着任していないからどういう娘か分からん。過去の戦争の記憶を引きずり、絶望する彼女の尻を引っ叩く比叡と榛名。まあ比叡さんは脳味噌筋肉の元気過剰キャラかと思ったら、結構繊細なのね。だからこそ、大和の闇を理解できたのだと感じたけど。

巻ごとにスポットを当てる艦娘姉妹が変わるスタイルは面白いな。私、航空巡洋艦をこよなく愛する提督ですので是非彼女たちを活躍させて下さいお願いします!!