飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「学戦都市アスタリスク 06. 懐国凱戦」感想

学戦都市アスタリスク 06. 懐国凱戦 (MF文庫J)

〈あらすじ〉
激戦の末、鳳凰星武祭を制覇した綾斗とユリス。束の間の日常を楽しむ綾斗らだったがユリスの故国リーゼルタニアに招待され、欧州へ向かうことに。紗夜の両親が住むミュンヘンを経由、リーゼルタニアに入る綾斗達一行。だがユリスの兄――国王の計らいで優勝凱旋パレードに巻き込まれてしまう。王宮での夜会など豪華なイベントに参加しながらも、綾斗はリーゼルタニアという国家が抱える問題とユリスの苦悩を知る。そんな中、ユリスと綾斗は《孤毒の魔女》の姿を目撃し――!? 「戻って来い、オーフェリア。おまえがいるべき世界はそこじゃない」過去と現在が交錯し、物語は次のステージへ! 最高峰の学園バトルエンタ第六弾!

前回もそうだったけど、表紙のヒロインの「誰ですか?」感とそれが分かるまでの時間が長いという。ここまで毎回表紙の女の子が違うからね、それを守るのも大変そうだ。

『鳳凰星武祭』が終わり、五人一組のチーム戦繰り広げる『獅鷲星武祭』までのインターバル回。いろいろ後ろでは怪しい動きがあるのを匂わせつつ、五人が険しい戦いに向けて想いをひとつにする。基本的には戦いの少ない、読みやすい構成になっていると感じるのは、前二冊がバトル続きだったからだろうなあ。綾斗の姉も登場したものの、眠り続ける彼女を解放する術はあるのか…更に伏線が多くなったところで次回に続きます。ほんと何巻までやるの、このシリーズ(笑)