飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!? 5」感想

俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!? 5 (HJ文庫)

俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!? 5 (HJ文庫)

〈あらすじ〉
イリスの提案で常夏のリゾート惑星に遊びに来た烈火たちは、人魚が経営する旅館“竜宮城”で楽しく過ごしていた。だが、そこに突然現れた宇宙海賊によりヒロインたちが誘拐されてしまう。
そして烈火は海賊を追い駆ける内に、次第に人魚姫の秘宝をめぐる陰謀に巻き込まれていく。
――広大なる銀河の果てで、烈火の知略が星の血路を切り開く!

ヒャッハー!待望の水着回だぜ!
リトル黙示録ヒロインズの健康的な水着姿が眩しいでござるよぉ!!
ということで学校週末休みを利用して泊まりで海のあるリゾート地へ。国内どころか地球外からも飛び出ての旅行というスケールの凄まじさがリトル黙示録らしい。水着に着替えたヒロインたちと烈火がウハウハ展開!ヒロインたちとのそれぞれの会話シーンはまるでエロゲ……になりつつも、いつものトラブル巻き込まれ体質のせいで怒涛の展開に突入。今回の三人のヒロインは、ひとつの物語を軸に展開していくので話が分かりやすく登場人物の多さに反してシンプルだったと思う。「ヒロインの数は多いが話はしっかりしていて読みやすい」というのは毎回安定しているところではあるけれど、そこが凄いのよね。ピンク色の水着イベントから一変、烈火の熱い展開に雪崩れ込んでも不満が全くないのは、僕が完全に『漢・烈火』に魅せられているせいかな(笑)
『リトル黙示録』に人死が似合わない。なのでこの展開に落ち着いて良かった。いや、うん!分かってたよ!
ヒロインたちも烈火と別行動しながらも活躍しているけれど、でもこれって結果的に自分たちのライバル増やす行為になるんだよね…『全ての戦争』怖い。
しかし今回、不満があるとすればただひとつ。響の水着のイラストが小さい…!(泣