飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ゆりゆり」感想

ゆりゆり (百合姫コミックス)

ゆりゆり (百合姫コミックス)

〈あらすじ〉
ゆる〜い百合で一世を風靡した『ゆるゆり』の作者・なもりが放つ、もうひとつのなもりワールド。
正統派百合漫画の同人誌「ゆりゆり」全5作と、1〜4までのその後を描いた「ゆりゆりあふた〜」を完全収録。
初めての恋、そのときめき、とまどい、やるせなさ、思い出してみませんか?

噂には聞いていたが…これは本当に良いモノ…でした。
『ゆるゆり』の「日常の中にある微百合」とは違う。純度100%の百合分。僕はもう鼻血が出そうですよ。
元々が同人誌をまとめたものなので、それぞれの話に関係性のない短編形式になっている。そしてどの話も読み手の「こうなって欲しい!」という希望を汲み取ったかのようなハッピーエンドを描いてくれるため、心がほかほか温まって仕方がない。女の子同士の友情が恋に変わる瞬間がぐっとくる。
ああ…これはもっと読みたい。中毒起こしてしまう…(とろけそうな顔)