飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「俺がヒロインを助け過ぎて世界がリトル黙示録!? 」感想

俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!? (HJ文庫)

俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!? (HJ文庫)


「烈火さんの鈍感ぶりは戦争を引き起こすレベルですからねー」

いくら何でもこの主人公、巻き込まれ過ぎです。
それぞれ全く別の本来ならば交わることのない物語のヒロイン達(地球人・宇宙人・異世界人)が『巻き込まれ型の血筋』である主人公を介して繋がっていき、やがてはその主人公を取り合い大戦争を起こす。
という未来を食い止めるため派遣されてきた未来人と行動をともにするも、ろくな助言もないので食い止められる気がしないのですが、面白いので問題ナッシング。
複数の物語を怒濤のイキオイで上手く繋いでいくので、飽きがこない。これだけ設定を詰め込まれると辟易としてしまいそうなものだが、軽快なバカ展開に引きずり込んでくれるので、読者は素直に呑み込まれていれば爆笑ポイントまで連れ去ってくれます。
こういった詰め込みバカ設定をやろうと試みた作者はいるだろうと思うけど、ここまで上手く話を持ってこれずにボツ食らいそうだよな。
ハーレムものはハーレムものだけど、物語の展開をどう運ぶのかがまず気になってくるところなので、ハーレムものが苦手な人でも読める作品だと思う。
この巻での結末を見るに、今後更に他の物語からヒロインが参戦してきて混沌としてくるのだろう…うん、期待期待。