「正捕手の篠原さん 2」感想
- 作者: 千羽カモメ,八重樫南
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/01/23
- メディア: 文庫
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もう『正捕手の篠原さん』ではなく『総受けの篠原さん』に改題した方がいいのではないだろうか、と思ってしまうほどヒロインズに絡まれる篠原さんは今回も健在。
篠原さんを振り回す女性キャラは相変わらず可愛く、2ページ事に主体になるヒロインが変わるのでどの娘も等しく好きになる。
今回はお嬢様の深見家所有の無人島へ夏合宿に行くお話。
その準備の段階から篠原くんとドタバタを展開する野球部ヒロインズ。その中でも今回表紙に抜擢された深見が目立つ場面が多かった。篠原さんとの深見のボケとツッコミは縁が長いだけあって息があってる。絡みとしては一番好きな組み合わせだな。篠原さんが天然で発した一言が深見を戸惑わせて素の女の子に戻す描写は悶える。実は女性だったというお約束展開のあった綾坂。今回からは篠原さんとヒロインズの前では完全に乙女推し。水着姿を見ているとあの豊満な胸をサラシでどうなるとは到底思えないんだけど…ってこれ前回も言ってた気がする。杏の重度のブラコンっぷりはなかなかのもの。それでも篠原さんのムッツリスケベの被害者に実妹を加えるのはどうなの(笑)夏合宿に同行したソフトボール部の愛理は、どうしてもこの三人のヒロインには負けるなあ。新キャラの女の子に話を裂かずに、その分ヒロインズそれぞれに回して欲しかった。