飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

セクシャル・ハンター・ライオット 3」感想

セクシャル・ハンター・ライオット3 (講談社ラノベ文庫)

セクシャル・ハンター・ライオット3 (講談社ラノベ文庫)

〈あらすじ〉
陸曜一はハンターである。
夢の世界から世界を征服しようと企む存在「キリオーニラ」を倒すため、日々性欲の回復に努める曜一。同じハンターである壱原鵜月や風祭紫とともに「普通部」の部室で、いつものように南波緑里にセクハラをしていると、生徒会からの呼び出しがかかる。その理由は普通部を廃部にするためだった!
とりつく島もない生徒会メンバーの態度に副会長である緑里もとまどいを見せる。
どうやら生徒会長の独断により決められたらしいが。
まさかの音声化でますます過激なセク・ハ・ラコメディ第3弾

この序盤のホモホモしい展開…いったい誰得なんだ…!
いつものように性欲を取り戻すためにアホな行為に励む普通部に生徒会の魔の手(?)が!…いや、これが普通の学園部活モノなら廃部に読者も怒るところだけど、「ああ、まあ廃部も仕方ないよね…」と思わせる酷さが普通部にはある。世界の命運なんてどうでもいい。この部は潰すべき(笑)
毎度ながら曜一始め普通部のメンバーに弄らまくる緑里の忍耐強さはもっと褒められても良いと思った…が、クリスとのエロゲプレイを見ていると緑里はドスケベの才能を感じさせた。うん、この娘はエロい。
そんな攻められてばかりの緑里が、生徒会長との仲を勘繰る曜一の理不尽な糾弾を「嫉妬」であると考え攻勢に出る。生き生きとする緑里が嬉しそうで良いなあ。
本筋では、曜一同様性欲を失ったハンターがキリオーニラと融合し襲いかかってくる事態が。両者の能力を活かして襲いくる新たな敵も…しかし緑里の『喘ぎ声』を呼び起こす曜一の性欲には勝てなかったようで。紫の動きを見るに『LBHO』もきな臭い感じがするなあ。