「星刻の竜騎士 7」感想
星刻の竜騎士(ドラグナー) 7 (MF文庫J) (文庫) / 瑞智士記/著
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このシリーズも、もう7冊目になるのか。早いなあ。
巻を重ねるごとにヒロインは増えるものの、正妻の座にエーコが腰を据え、それを虎視眈々と狙うシルヴィアの図。
他のヒロインは愛人枠以上は無理だよね。愛人でも問題ないと宣言したジェシカは強いなあ(笑)
今回は前回までの流れを締めくくるお話。
それぞれの思惑(主にアッシュと結ばれるため)が渦巻く『聖騎武闘会』ではあったものの、男装の王子オスカーのメイドであるセレスと、彼女を裏で操る存在によって滅茶苦茶に。魔人化したオスカーに対してアッシュ、エーコ、シルヴィアの三人で挑み、これを鎮める展開。キャラクターを多いが、結局目立つのはこの三人なんだよな。今回の騒動を終えて、オスカーも正式にヒロインに加わるも、エーコの尻に引かれ、今回大衆の前で告白までしたシルヴィアが睨みを利かせる現状。恋愛面に関してはエーコとシルヴィアの隙をついて他ヒロインはちょっかいかけるくらいしかできないような。
明確な敵が見えてきたので、今後の流れはそれを中心に立てていくのかな。