飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!3」感想

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!3 (富士見ファンタジア文庫)

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!3 (富士見ファンタジア文庫)


早くもコミカライズ決定、連載開始と波に乗ってるオタリア。
流石は富士見復権ラノベだぜ…!(勝手に言ってるだけです)

今回は長谷川と初デートに出かけるリア充パートと、桃と桜井とコミケに行くオタクパートに別れる。

初デートということで完全にパニックに陥っている直輝。毎度のことではあるけど無理してリア充になろうとしているも順応できない直輝の姿を見ていると「もういい。お前は頑張った。勘弁してくれ!」って気持ちになる。長谷川とデートしている最中、こっちが嫌な汗をかいてしまう。それでも最後には持ち直して長谷川との距離を縮めることが出来たのは前進。
一方のオタク側では水を得た魚のように生き生きとコミケを戦う直輝の勇姿が。コミケに誘った桃もオタク文化に理解を示してきたのか、いちいち文句を言ってくるのが減った気がする。とはいえ流石に18禁モノは受け付けないのね。見た目の割に純粋な桃ちゃん可愛いです。しかし鈴木は18禁を読んでいいのかよ。これがイケメンの力。
今回からヒロイン枠として参戦する桜井。いやー可愛い可愛い。スタイルバツグンのオタク娘と直輝の波長は合うらしく、似合いに見える。互いに好意を持っているのを見ると、このコンビが一番しっくりくるのだがそうなるともうタイトルの意味がなくなるなあ(笑)

最後に浮かんだ長谷川のオタク疑惑。ヘタレの直輝が真っ正面から聞けるはずもなく、またどうにもトラップの匂いがする。
次回も女性に振り回される直輝が読めそうで安心安心。