飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「だから僕は、Hができない。9 死神と思い出」感想

だから僕は、Hができない。9  死神と思い出 (富士見ファンタジア文庫)

だから僕は、Hができない。9 死神と思い出 (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
<特異者>を探しに人間界にやってきた、死神界の令嬢リサラ。
良介に出会い、美菜という親友を得て、数々の事件を乗り越え、そして今、親友と同時に良介への想いを自覚して――。
動き出す恋に戸惑い恐れるリサラとは反対に、次第に良介に対して積極的になる美菜。
「いいよね。リサラ。私が良介くんに告白しても」
美菜の恋心を支えるのは、良介との幼い頃からの思い出と、いまも続く良介の優しさ……。
そう。あの雨の日も、いまと同じように優しくしてくれた。この青い傘は、思い出の傘――。
切ない恋心があふれる、抑圧系エロコメディ!

ロリサラ表紙可愛いのぉ可愛いのぉ〜。
前回、美菜の宣戦布告(?)からいったいどんな展開になるのか!と、思っていたが、今回は短編集ということでお預け。
どの話もいつものエッチな良介全開で、サクサク読み進められるこの軽い読み口が好き。

透視で女の子の裸を覗く話はエロコメのお約束を押さえていて良い良い。リサラさんの下は赤い。再確認は重要なことです。
嵐の前の静けさ、というか何というか。良介中心であり、リサラ中心の話がほとんどだっただけに、今後の美菜の爆発を期待してしまう。その勢いに押されてリサラがもっと良介に対して素直になってくれるとまた面白いことになるんだけどなあ。