飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

ラノベ読みがデキるまで

ブログ、移転しました。
前々から考えていたことをついに実行した訳です。
定期的に環境を変えないと直ぐに飽きて放り投げる無責任な性格のための措置だと思ってください。

さて単なる移転報告だけでは何となく寂しいと感じたので、ライトノベル感想ブログ開始から丸二年が経つこともあり、僕がラノベを読み始めたキッカケから色々書いていこうかと。「んなくだらねえことはどうでもいい!」と思うだろうけど、自分のラノベとの馴れ初めを思い返しながら読んで下さい。

たまーにTwitterで「初めて読んだライトノベルはなに?」という質問があがる。
最近の「初めてのライトノベル」あるいは「ラノベにハマるキッカケになった作品」は『とある魔術の禁書目録』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『ソードアート・オンライン』が多いのかな?

とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)


俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)


ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)


特に何かデータを見て言っている訳ではなく、タイムラインのまとめなんかを読んでいると、ここ数年で発売された作品ではこの辺りがラノベ入門としては良いのかな、と。流石にハルヒを挙げるのは違うかな。『涼宮ハルヒの憂鬱』のアニメから入った読者も、もう結構な年数ラノベ読んでるよね。ハルヒ組も古参…とまでは言わないまでも、ベテランと言ってもいい。ん?なんか無駄に僕偉そうだぞ。
だいたいハルヒと時期を同じくして放送した『ゼロの使い魔』も、これまでラノベを読んだことない人たちの心をがっちり掴んだ作品。此処ではない何処か…異世界ファンタジー。魅力溢れる可愛い女の子。心躍る剣と魔法でのバトル。そして何よりも軽快に読み進められる文章!巻数を重ねたこともあってオススメしにくいところがあるが、手軽に『ライトノベル』のイロハを知ることの出来る素晴らしい作品だと思う。あと創刊から応援してきたMF文庫Jに光りを当てた功績は大きい。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)


ゼロの使い魔 (MF文庫J)

ゼロの使い魔 (MF文庫J)


……いや、何だろ。ここまで売れに売れた王道作品しか挙げていないのが、斜に構えて生きてる自分には珍しい流れだなあ。
まあとにかく「アニメの力は偉大だ!」だということを言いたかったのです。そんな当然のことを今更言うな!…とか思わないですね(泣)

んで、ようやく本題です。
僕もある意味では「アニメの影響」でライトノベルを読み始めた人間です。
なんで「ある意味」などという言葉を使うのかというと、そのライトノベルのアニメにハマっていたのは僕ではなく…従兄。
小学校六年生の時に三つ年上の従兄から無理矢理押し付けられたのは、当時作者を長者番付にまで載せたこの作品。

スレイヤーズ1(新装版) (富士見ファンタジア文庫)

スレイヤーズ1(新装版) (富士見ファンタジア文庫)


そうです、『スレイヤーズ!』です。勿体ぶった割にコテコテの入門作品でした。うるせえわ!
『スレイヤーズ!』の時代は『ライトノベル』とはまだ呼ばれてなかったよね、というドヤ顔。うるせえわ!

漫画は好きだったけれど、文章だけで書いた物語は遠慮したかった。例えイラストが入っていても…しかしおっかない従兄の押し付け行為を退けることは出来ず、まあ結果からいえばどっぷりハマって、今やこの有様だよ!
何事にも飽きっぽい僕に、いつまでも大切に想えるモノを与えてくれた従兄に感謝すると同時に、何処か恨めしい気持ちもあります。当の本人は熱しやすく冷めやすいため、僕がハマった途端集めるのを止めやがりましたよ。おかげで続きを読むのに一苦労しました。小中学生のお小遣いでラノベのシリーズ集めるの辛かったわー社会人素晴らしいわー。

なんであれ、今は立派なラノベ読み。
この歳まで好きで好きで堪らないのだから、この先ずっと読んでるに違いない。可能な限りラノベの感想を書き記して行こうと誓い、三年目を迎える。