飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「理想のヒモ生活 3」感想

理想のヒモ生活 3 (ヒーロー文庫)

〈あらすじ〉
山井善治郎が女王アウラに婿入りしてから、早一年。王子誕生にカープァ王国が沸き立つ一方、ガジール辺境伯領に今年の塩が届かないという不吉な知らせが届く。事態解明に乗り出す女王アウラとは別に、後宮で暇をもてあました善治郎は、石鹸や蒸留酒の製造など、様々な物づくりに励みはじめる。しかし、善治郎も巻き込む大事件が起こる!今回も書籍でしか読めない新章、エピソードをしっかり収録し、ますますパワーアップ。

「理想のヒモ生活」…はて?タイトルと内容に違和感が出てきたぞ(笑)
いくら「子作り以外何もやらなくてもいい」とは言っても、善治郎みたいに誠実な人間からすると「ただ何もしない」ことが罪のように感じてくるのだと思う。難儀な性格だよね。

異世界からやってきたアドバンテージを活かすには、向こう側の技術をこちらに伝えることなんだと思うんだけど、それをようやく始めて、まあモノ作りって大変なんだなーとか思った。次回からは外国の王子様・王女様登場らしいのでどんな展開になるか楽しみだ。