飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「スレイヤーズ16 アテッサの邂逅」感想

スレイヤーズ16 アテッサの邂逅 (ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
降魔戦争の再来を食い止め、死闘の疲れを癒そうと里帰りを決めたリナとガウリイ。その道中、なんの因果かアテッサの街で正体不明の野盗騒ぎに出くわし、護衛を引き受けることに。ところが、その野盗はフツーの魔法とは違う系統の術を使い、思わぬ大苦戦!?街の被害も大きくなり、さらには魔道士にとって最悪の相性の兵器も用意されていた!魔力増幅の呪符を失い、戦力として大幅ダウン中のリナに、勝機はあるのか!?「勝つしかないでしょ。そんな敵でも」だがしかし!こんな危機にこそ心強い仲間たちがいるわけで―白霧がうごめく深き森で、リナの魔法が唸りをあげる!

まさかこのブログで「スレイヤーズ」の感想を書くことになるとは。私は富士見っ子で小学校六年生の時に、従兄の本棚に並んでいた本作に触れ……今に至るという訳です。

当時、15巻の際に「完結ではない(ただし出版・編集サイドの事情を考慮して)」という旨のことは書いてあったので、続きが出る可能性はあったのだけど、本当に出すとはねえ。感想については「リナ、ガウリイ、アメリア、ゼルガディス、ゼロスの五人が出てきてわちゃわちゃする」話だったので、まああとがきにある通り、ファン用の特別編といった方が良いのかな。ナンバリングよりも特別編として出して欲しかったと思ったのが本音。

そうそう、あとがき。L様のペットボトルで作者を「ペコポン!」と撲○して欲しかったです。