飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ストライプ・ザ・パンツァー2」感想

ストライプ・ザ・パンツァー2 (MF文庫J)

〈あらすじ〉
ストライプとのコンビも板についてきた響子。しかし兄である彼を元の姿に戻したいという願いもある。そこでストライプが所属する宇宙を守る平和組織《LORI》の協力を煽ぐべく、合宿旅行の名目で本部へと向う。司令と面談して一時隊員となった響子は模擬訓練で金髪の少女シャリアと出会うが、パンティストではないながら試験をトップで通過したエリート隊員の彼女はなにかと響子に対抗意識を燃やしてくる。しかし彼女のそんな態度の裏にはある事情が隠されていて――!?
家族の絆を深めるハートフル・ピュアコメディ、颯爽第二弾!

「ストライプとのコンビも板についてきた」ってあらすじ…それ、パンツですからね?(真顔)
ほんとこの作品。バカを大真面目にやりきる筆力があることに感心してしまう。ストライプがパンツであることを忘れてしまえば、普通のコメディなんだが。まあ忘れないけど。

今回登場する響子のライバル役である金髪ケモナーのシャリアちゃん。ストライプの力を欲する彼女はストライプを履くことを厭わないけど、ストライプが欲しいのは履いてくれる乙女の心な訳です。繰り返すけどパンツじゃなければ、もっと心が温まるお話だったと思いますよこれ(ある意味褒k言葉)