飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

ライトノベル

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?8 久遠の魂」感想

〈あらすじ〉 予想もしない形で終戦を迎えた五種族大戦を覆すために、カイは大始祖の待ち受ける決戦の地“墓所”に挑む。大始祖に封印された全種族の解放と、消えた世界種リンネの再生のため、ジャンヌ、バルムンク、大天使アルフレイヤらと共に墓所へと突入。…

「両手に妹。どっちを選んでくれますか? 」感想

〈あらすじ〉 かつて兄妹同然に育った月城家の姉妹、菫と椛。家庭の事情で月城家に引き取られることになった俺は、久しぶりに再会した二人の妹たちに温かく迎えられ、理想の家族を目指す―はずだった。ところが、俺を待っていたのは姉妹の喧嘩を仲裁する日々…

「処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る―」感想

〈あらすじ〉 この世界には、異世界の日本から『迷い人』がやってくる。だが、過去に迷い人の暴走が原因で世界的な大災害が起きたため、彼らは見つけ次第『処刑人』が殺す必要があった。そんななか、処刑人のメノウは、迷い人の少女アカリと出会う。躊躇なく…

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?7 禍の使徒」感想

〈あらすじ〉 大始祖の陰謀により四種族が封印され、五種族大戦は人類の勝利という予想もしない形で終戦を迎えた。シドから大始祖の企みを聞いていたカイは、ジャンヌと花琳に戦いの継続を直訴するが、人類の平穏という悲願を達成した彼女たちの反応は薄かっ…

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?6 天魔の夢」感想

〈あらすじ〉 「真の世界を取り戻す」決意をした少年カイは、各種族の英雄や精鋭たちと出会う中で、この世界を改変した黒幕へと近づく。機鋼種の強敵・マザーDを激戦の末に破った後、カイが手に入れたレコーダーには、預言者シドを名乗る男の声が残されてい…

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?5 鋼の墓所」感想

〈あらすじ〉 英雄シドの剣と武技を継承し「真の世界を取り戻す」決意をした少年カイ。切除器官を取り込み、他を圧倒する幻獣族の英雄ラースイーエによる世界輪廻の再現をギリギリで阻止。だが、彼らを待ち受けていたのはウルザ連邦への瞬間転移、そして正史…

「お前らどれだけ俺のこと好きだったんだよ!」感想

〈あらすじ〉 「俺を側に置きたい?…何故だ!?」初めての恋人に僅か一週間でフラれた芦宮隆人は、かつて交流のあった学園のカリスマ、才媛の後輩―月ノ瀬白雪に秘密の部屋へ誘われる。(コイツ、まさか俺に気が―!?いや、単にからかうつもりか…!?)失恋をイジられ…

「天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜」感想

〈あらすじ〉 「こんな国、さっさと売って隠居生活だ! 」 完全に詰んでる国家の運営、無茶ブリされました! 「さすが殿下! これが狙いとは! 」 「どこまでもついて参ります! 」 「殿下! 」「殿下! 」「殿下! 」「殿下! 」 『(一体どうしてこうなった!?)』 資…

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?4 神罰の獣」感想

〈あらすじ〉 英雄シドの剣と武技を継承し「真の世界を取り戻す」決意をした少年カイ。聖霊族の英雄・六元鏡光との共闘で謎の怪物・切除器官を撃破。こうして世界輪廻を招いた元凶は、最後の四英雄・幻獣族のラースイーエに絞られた。一方で、順調すぎる世界…

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?3 神々の道」感想

〈あらすじ〉 世界は人類が五種族大戦に敗れた歴史へと「上書き」された―英雄シドの剣と武技を継承し「真の世界を取り戻す」決意をした少年カイは、何者かの影響で豹変した蛮神族の英雄・主天アルフレイヤを撃破。イオ連邦の地にひと時の休戦をもたらす。聖…

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?2 堕天の翼」感想

〈あらすじ〉 世界は人類が五種族大戦に敗れた歴史へと「上書き」された。強大な異種族に支配された地上でただ一人、人間が勝利した世界を知る少年カイは、全ての人間から忘れられた存在になりながらも、英雄シドの剣と武技を継承し「真の世界を取り戻す」こ…

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 運命の剣」感想

〈あらすじ〉 「なんで誰も、本当の世界を覚えていないんだ…!」地上の覇権を争う五種族の大戦が、英雄シド率いる人類の勝利に終わった時代。だがその世界は、少年カイの目の前で突如として「上書き」された。書き換えられた世界でカイが見たのは、英雄シドの…

「豚のレバーは加熱しろ」感想

〈あらすじ〉 豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた!豚小屋で転がる俺を助けてくれたのは、人の心を読み取れるという少女ジェス。ブヒッ!かわいい!豚の目線なら、スカートの裾からチ…

「継母の連れ子が元カノだった3 幼馴染みはやめておけ」感想

〈あらすじ〉 いさなの告白叶わずも、すんなりと親友同士に戻った水斗といさな。相変わらず近い二人の距離感に、心がざわつく結女だったが―そんな彼ら以上に、理解できない二人がいた。南暁月と川波小暮である。幼馴染み同士なのに、顔を見る度にいがみ合い……

「数字で救う! 弱小国家 電卓で戦争する方法を求めよ。ただし敵は剣と火薬で武装しているものとする。」感想

〈あらすじ〉 小国ファヴェールの王女・ソアラは悩んでいた。隣国との緊張が高まり、戦争の気配がちらつき始めた今、国力が低い自国を守るにはどうすればよいか。父王は病に倒れ、頼みの綱の家臣たちも、前時代的な「戦いの栄誉」ばかりを重視し、国を守る具…

「継母の連れ子が元カノだった2 たとえ恋人じゃなくたって」感想

〈あらすじ〉 親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。両親の前では“家族”らしく振る舞うも、二人きりになるとあの頃の思い出が蘇り、やっぱりお互いが気になる日々で―。そんな中、水斗の前にぼっち系オタク少女・東頭いさなが現れ、二人は…

「継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない」感想

〈あらすじ〉 ある中学校である男女が恋人となり、イチャイチャして、些細なことですれ違い、ときめくことより苛立つことのほうが多くなって…卒業を機に別れた。そして高校入学を目前に二人は―伊理戸水斗と綾井結女は、思いがけない形で再会する。「僕が兄に…

「ソードアート・オンライン23 ユナイタル・リングII」感想

〈あらすじ〉 キリトとアスナ、アリスが謎のVRMMOゲーム“ユナイタル・リング”に強制コンバートされたその頃。シノンもまた、同じ世界に招き入れられていた。「私としたことが、こんな状況に追い込まれるなんて…」数々のミスの末に、仲間も装備もなく、“サー…

「ソードアート・オンライン22 キス・アンド・フライ」感想

〈あらすじ〉 『ザ・デイ・ビフォア』―“SAO”攻略のさなか、キリトはアスナにプロポーズし、二人は新婚生活を送ることに。だが新居に到着した二人が目にした光景は、思いがけないもので…?『ザ・デイ・アフター』―新生“ALO”に新たなアバターでダイブして以来、…

「ソードアート・オンライン21 ユナイタル・リングI」感想

〈あらすじ〉 キリトとアスナが“アンダーワールド”から帰還して1カ月。二人の傍らには、現実世界で実体を得たアリスの姿があった。しかしその平穏は突如破られる。「…レベル1…」「わたしもレベル1になってる!」3人が突如巻き込まれた謎のゲーム、“ユナイタル…

「賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 痛 ~愛弟子サヨナと今回はこのくらいで勘弁しといたるわ~」感想

〈あらすじ〉 担当編集は憤っていた。悪ノリで2巻が出てしまうこの『賢勇者』シリーズを王道ファンタジー路線に戻すべく、彼は時間遡行を繰り返し、未来を変えようとしていたのだ。しかし、何度繰り返しても本作の主人公・シコルスキは、賢勇者というカッコ…

「妹さえいればいい。 14」感想

〈あらすじ〉 「アンチも編集者も俺以外の売れっ子も全員爆発しろ!」作家としてブレイクし、愛する人と結婚し、父親となっても、人は(特に作家は)そう簡単に聖人君子のように生まれ変わったりはしない。羽島伊月は今日も荒ぶりながら小説を書く。そんな彼を…

「妹さえいればいい。 13」感想

〈あらすじ〉 冬が終わり、季節は春。主人公達はそれぞれ、新しい一歩を踏み出していた。新シリーズを発表した不破春斗。出版社ブランチヒルに入社し、ついにプロの編集者となった白川京。大学のTRPGサークルでオタサーの姫と化した羽島千尋。そして10万文字…

「俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。」感想

〈あらすじ〉 都立松場高校には学園三大美少女がいる。熊谷花、鹿野彩夏、沖津琴乃―しかし、彼女たちが興味を持っているのは「やれやれ、僕のことは放っておいてくれよ」クラスでも地味なハズの、どこにでもいる普通の男子高校生・沖津優太!人気者だが恋人は…

「つるぎのかなた」感想

〈あらすじ〉 「好きじゃないんだ、剣道。…俺を斬れる奴、もういないから」かつて“最強”と呼ばれながら、その座を降りた少年がいた―。“御剣”の神童・悠。もう二度と剣は握らないと決めた彼はしかし、再び剣の道に舞い戻る。悠を変えたのは、初めて肩を並べる…

「りゅうおうのおしごと!12」感想

〈あらすじ〉 奨励会三段リーグ。 四段(プロ)になれる者は2人だけという苛酷な戦場。そこに史上初めて女性として参戦した銀子は、八一と交わした約束を胸に封じ、孤独な戦いを続けていた。八一もまた、新たなタイトルを目指し最強の敵と対峙する。そんな…

「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)」感想

〈あらすじ〉 「二度とぼっちなんかに戻らない! 勝ち取るんだ、最高の高校生活を! 」 ぼっちな中学時代を捨て、高校デビューしたわたし・甘織れな子。 でも、根が陰キャだから憧れの陽キャ生活に馴染めず、窒息寸前! そんなとき、我が校のスーパースター・王…

「氷川先生はオタク彼氏がほしい。1時間目」感想

〈あらすじ〉 「可愛くて優しいオタク彼女がほしい」儚い願望を抱くオタク高校生の俺、霧島拓也は春休み―理想の彼女に、出会った。「そ、その、もう少し君と話せたらなって思ってて…」オタク美少女、氷川真白さんに!趣味も相性抜群な俺たちはすぐに仲良くな…

「女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話」感想

〈あらすじ〉 「女同士なんてありえない!…はずなのに!!」モテ系JKの榊原鞠佳は、ある日、クラスのクールな美少女・不破絢に、突然百万円を突きつけられた。その日から始まる、放課後の○○タイム。頭を優しく撫でたり手を握ったりするところから始まる絢の行動…

「賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 ~愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド~」感想

〈あらすじ〉 「ところでコレ、ホントに出版するの?」編集長の鋭い眼光とその言葉に、相当編集の命は風前の灯火であった。本作は『賢者にして勇者である最強の称号“賢勇者”を持つ男が、弟子(おっとり巨乳美少女)とともに社会の裏に隠れた悪を断罪する』とい…