飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

ガガガ文庫

「僕を成り上がらせようとする最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場」感想

〈あらすじ〉 あるところに、世界最強クラスと称される三人の女傑がおりました。 しかしそんな三人にも手に入らないモノがありました。 それは――男。 しかしあるとき、そんな彼女らに天啓が舞い降ります。 「好みの男がいないなら、自分で育てりゃいいじゃな…

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14」感想……にみせかけた単なる思い出話。

〈あらすじ〉 季節はまた春を迎えようとしていた。同じ日々を繰り返しても、常に今日は新しい。言葉にしなければ伝わらないのに、言葉では足りなくて。いつだって出した答えはまちがっていて、取り返しがつかないほど歪んでしまった関係は、どうしようもない…

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。13」感想

〈あらすじ〉 暦は雪解けの季節を迎えるが、新しい希望の芽吹きはまだ遠く感じられる3月。それぞれの想いを言葉にし、行動しようとする雪乃、結衣、八幡。そして、それは今のままの関係でいることを終わらせることでもあって―。雪ノ下雪乃は、最後まで見届け…

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12」感想

〈あらすじ〉 バレンタインデーのイベント、水族館での雪の日を経て、自分たちが踏み出すべき一歩を定める八幡たち。そんな奉仕部に、ある大きな依頼が持ち込まれる。その依頼に対して、雪乃が決意と共に出した答えとは…。―たとえ、その選択を悔いるとしても…

「うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!」感想

〈あらすじ〉 時代はウザカワ!お姉さんがせまってくる! 大学受験の模試でE判定をとった俺をみかねて雇われた家庭教師の女子大生・虎井真琴。 だけどこの家庭教師、部屋に来るなりTシャツにパンツだけ、というふざけた格好に着替えちゃって、しかもノノノ、ノ…

「 六人の赤ずきんは今夜食べられる」感想

〈あらすじ〉 名声のために罪を犯した過去を恥じ、いまは猟師として各地を旅する「私」。ある日、迷いこんだ村の村長から奇妙な警告を受ける。 『森には、秘薬を作れる「赤ずきん」と呼ばれる少女たちが住んでいる。赤い月の夜、彼女らはオオカミの化け物に…

「妹さえいればいい。 14」感想

〈あらすじ〉 「アンチも編集者も俺以外の売れっ子も全員爆発しろ!」作家としてブレイクし、愛する人と結婚し、父親となっても、人は(特に作家は)そう簡単に聖人君子のように生まれ変わったりはしない。羽島伊月は今日も荒ぶりながら小説を書く。そんな彼を…

「妹さえいればいい。 13」感想

〈あらすじ〉 冬が終わり、季節は春。主人公達はそれぞれ、新しい一歩を踏み出していた。新シリーズを発表した不破春斗。出版社ブランチヒルに入社し、ついにプロの編集者となった白川京。大学のTRPGサークルでオタサーの姫と化した羽島千尋。そして10万文字…

「妹さえいればいい。 12」感想

〈あらすじ〉 主人公になることを諦め、淡々と機械のように小説を書き続ける羽島伊月。一方、可児那由多は小説を書くことをやめ、部屋に引きこもってひたすらゲームに没頭するようになってしまう。そんな二人を、不破春斗や白川京はどうにか立ち直らせようと…

「結婚が前提のラブコメ」感想

〈あらすじ〉 “結婚できない人を結婚させる仲人”、白城縁太郎は今日も婚活女子のサポートに奔走している。言動がアレなエロ漫画家、牡丹(25♀)。ひたすら玉の輿を狙う元令嬢、カレン(年齢非公表♀)。究極のダメンズほいほい保育士、まひる(30♀)。そして…

「妹さえいればいい。 11」感想

〈あらすじ〉 小説がまったく書けないという大スランプに苦しむ伊月を、恋人の那由多は優しく見守る。土岐や京は伊月を復活させるための方法を模索するのだが、結果は芳しくない。一方、女の子であることを隠さなくなった千尋にも、大きな変化が訪れるのだが…

「妹さえいればいい。 10」感想

〈あらすじ〉 妹がいる生活、はじめました。 ついに千尋の抱えていた大きな秘密が、伊月たちの知るところとなってしまった。千尋から事情を聞かされ、表向きはそれを喜んで受け容れた伊月は、これまでどおり那由多とイチャイチャしたり、千尋を可愛がったり…

「妹さえいればいい。 9」感想

〈あらすじ〉 相生初に続き、第15回新人賞受賞者たちの作品が続々と刊行された。那由多に憧れる笠松青菜もどうにかデビューを果たすのだが、待っていたのは酷評の嵐だった。伊月はそんな彼女の姿に自分のデビュー当時のことを思い出し、励ましの言葉をかける…

「月とライカと吸血姫 2」感想

〈あらすじ〉 『ノスフェラトゥ計画』の一件を評価されたレフは、実験体の吸血鬼イリナを監視する任務から解かれ、晴れて宇宙飛行士候補生に復帰。「人類史上初の宇宙飛行士」の座をかけた選抜試験に挑み、ライバル達と鎬を削る。一方、イリナに不穏な空気が…

「月とライカと吸血姫」感想

〈あらすじ〉 いまだ有人宇宙飛行が成功していなかった時代。ツィルニトラ共和国連邦の最高指導者は、人間をロケットで宇宙に送り込む計画を発令。その裏では、実験飛行に人間の身代わりとして吸血鬼を使う『ノスフェラトゥ計画』が進行していた。閉鎖都市で…

「妹さえいればいい。8」感想

〈あらすじ〉 年が明け、『妹のすべて』のアニメ化発表が着々と近づいていたある日、なにげなくエゴサーチをした伊月が見たものは「妹すべ、アニメ化決定!」という新刊の画像付きツイートだった。その画像の出所はなんとギフト出版の公式サイトで…。伊月やア…

「妹さえいればいい。7」感想

〈あらすじ〉 ついに付き合うことになった羽島伊月と可児那由多。恋も仕事も充実して、ますますリア充真っ盛りとなる2人。そんな2人の交際をきっかけに、羽島千尋、白川京、不破春斗、それから何故か大野アシュリーの心境にも変化が訪れるのだった。千尋の前…

「先生とそのお布団」感想

〈あらすじ〉 これは石川布団という作家と、人語を解す「先生」と呼ばれる不思議な猫とがつむぎ合う苦悩と歓喜の日々。企画のボツ、原稿へのダメ出し、打ち切り、他社への持ち込みetc…。布団はさまざまな挫折と障害に直面しながら、それでも小説を書き続ける…

「弱キャラ友崎くん Lv.1」感想

〈あらすじ〉 人生はクソゲー。このありふれたフレーズは、残念ながら真実だ。だって、人生には美しくシンプルなルールがない。あるのは理不尽と不平等だけ。自由度が高いなんてのは強者の言い分で、弱者には圧倒的に不利な仕様でしかない。だから、クソゲー…

「どうでもいい 世界なんて: ークオリディア・コードー」感想

〈あらすじ〉 正体不明の敵<アンノウン>によって、世界が崩壊した近未来。今も<アンノウン>との戦争を続ける防衛都市・千葉に暮らす千種霞は、今日も今日とて「終わらない残業と不毛な営業」と戦っていたーー。成績不振により天然系うっかり女子の蓮華と…

「妹さえいればいい。 5」感想

〈あらすじ〉 伊月の担当編集である土岐健次郎(趣味:風俗通い)の推薦でGF文庫編集部でアルバイトすることになった白川京だったが、彼女を待ち受けていたのはバイトの領域を超えた恐るべき労働の日々だった。伊月や那由多といった問題児作家からの原稿回…

「ふぉーくーるあふたー 2」感想

〈あらすじ〉 二人の魔星少女・星上陽奈と地平遙は、自分たちの戦いがウマちゃんの星で番組として放送されているという事実を受け入れ、決意も新たにセカンドシーズンをスタート。ところが、意気込みと裏腹に視聴率は右肩下がりに。魅力的な新アイテムの研究…

「俺、ツインテールになります。 11」感想

〈あらすじ〉 “死の二菱”を撃破したツインテイルズは、リフレッシュ休暇に温泉旅行へ!温泉という格好の舞台を活かし総二に迫る愛香たち。そんな中ひとり何かに怯えるイースナの姿があった…。一方、総二たちの世界へ侵攻しているアルティメギル部隊は、他の世…

「妹さえいればいい。 4」感想

〈あらすじ〉 『妹のすべて』のアニメ化が決定し、さらにはコミック化も決まり絶好調の羽島伊月。しかし満場一致でコミカライズ担当に選ばれたマンガ家・三国山蚕にはとんでもない秘密があり、それはぷりけつや可児那由多、そして何故か普通の女子大生の白川…

「ふぉーくーるあふたー」感想

〈あらすじ〉 女子高生・星上陽奈は、別の星からやってきた馬型UMA・ウマちゃんの導きで、星の力をその身に宿した魔法少女――"魔星少女"レイアーソルに変身。地球侵略を目論む宇宙人と一年にわたって戦い、壊滅させた。しかしその後、人知れず繰り広げられた…

「妹さえいればいい。3」感想

〈あらすじ〉 妹モノの小説ばかり書いている妹バカの作家・羽島伊月は、様々な悩みや問題を抱えながら慌ただしい日々を送っている。原稿の締め切り、恋、そして家族のこと……。アニメ化で大ダメージを負った友人作家の不破春斗から恋愛相談を持ちかけられたの…

「俺、ツインテールになります。 10」感想

〈あらすじ〉 隊長・ティラノギルディに、自らのツインテール属性を奪われてしまった総二。彼は、無気力になるだけでなく、激しい苦痛に襲われる。奪われた属性力は、ある程度の時間が経ってしまうと、持ち主の元に戻せなくなる。そして、ツインテール属性と…

「七星のスバル」感想

〈あらすじ〉 かつて、世界的人気のMMORPG《ユニオン》において、伝説となったパーティがあった。名を、スバル。小学生の幼なじみたちで結成されたそのパーティは、〈センス〉システムを中核に置く《ユニオン》において比類なき才能を発揮、瞬く間に勇名を馳…

「妹さえいればいい。2」感想

〈あらすじ〉 妹バカの小説家・羽島伊月は、人気シリーズ『妹法大戦』最新巻の執筆に苦戦していた。気分転換のためゲームをしたり混浴の温泉に行ったりお花見をしたり、担当への言い訳メールを考えたりしながら、どうにか原稿を書き進めていく伊月。彼を取り…

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11 」感想

〈あらすじ〉 一色いろはの依頼を受け、バレンタインデーのイベントを手伝うことになった奉仕部。そのイベントには三浦や海老名、川崎などいつものメンバーも加わり、より大規模なものになっていく。穏やかで暖かな空気の中、だんだんと見過ごせなくなってく…